こんにちは!Officeユーザーのきーちゃんです。
さぁ、今日もExcelでお仕事頑張るぞ!と意気込みExcelを起動すると・・・。
なんだこりゃ。
この記事の目次
- 1 製品アップデートに伴うMicrosoft Office2013の不具合
- 2 暫定的な解決方法
- 2.1 具体的な手順
- 2.1.1 スタート メニュー(スタート ボタン / Microsoft Office 2013 / (アプリ)) から Office アプリ (Excel など) を起動
- 2.1.2 空白のドキュメント (またはワークブックなど) をクリックして、通常のドキュメント ウィンドウを表示
- 2.1.3 ファイル/アカウントを使用して、アカウント/バージョン/アクティベーション画面を開く
- 2.1.4 [更新オプション]ボタンをクリックし、メニューから[更新を無効にする]を選択
- 2.1.5 Office アプリと他のすべての Office 2013 アプリを閉じる
- 2.1.6 管理者特権でコマンド プロンプトを開く (管理者として cmd.exe を実行)
- 2.1.7 Office 2013 のクイック実行ベース フォルダに変更
- 2.1.8 このバグのないバージョン 15.0.5571.1000 に戻す
- 2.1 具体的な手順
- 3 終わりに
製品アップデートに伴うMicrosoft Office2013の不具合
つい先日まで利用できていたOfficeが「オペレーティングシステムでは現在このアプリケーションを実行するように構成されていません」というエラーで起動しないのです。
利用しようとしたOfficeですが、実はMicrosoft Office2013で、2023年4月11日にサポートが終了していたバージョンのものでした。このため今後のセキュリティ上の面でも最新のOffice365の利用が推奨されています。またOffice2013は、Windows 10 上では動作しますが、Windows 11 はサポート対象外でもあります。
調べた結果、無事解決しましたので、解決方法を残しておきます!
暫定的な解決方法
どうやらこの現象、先日行われたOfficeのアップデートに伴う不具合のようです。Office2013はサポートが終了しているため、暫定的にでもOfficeを利用するためにはアップデートされた内容を元の状態に戻す必要があります。そのための方法が以下の通りです。
具体的な手順
スタート メニュー(スタート ボタン / Microsoft Office 2013 / (アプリ)) から Office アプリ (Excel など) を起動
空白のドキュメント (またはワークブックなど) をクリックして、通常のドキュメント ウィンドウを表示
ファイル/アカウントを使用して、アカウント/バージョン/アクティベーション画面を開く
[更新オプション]ボタンをクリックし、メニューから[更新を無効にする]を選択
⇒【重要】アンインストール後にコンピュータにアップデートが再度ダウンロードされるのを防ぐため!
Office アプリと他のすべての Office 2013 アプリを閉じる
管理者特権でコマンド プロンプトを開く (管理者として cmd.exe を実行)
Office 2013 のクイック実行ベース フォルダに変更
cd "%ProgramFiles%\Microsoft Office 15\ClientX64"
このバグのないバージョン 15.0.5571.1000 に戻す
officec2rclient.exe /update user updatetoversion=15.0.5571.1000
終わりに
これで更新のポップアップが表示された後、正常に起動できるようになりました。しかしこれはMicrosoftが提供するセキュリティアップデートを含む更新内容が今後も反映される事がないためセキュリティ上のリスクが残ります。このため可能であれば最新のOfficeを利用する事が望ましいでしょう。
みなさまの参考になれば幸いです!