こんにちは!インドに強い興味を持っているきーちゃんです。
今回はインド経済を支えている大企業とインド企業への投資について考えてみたいと思います。
この記事の目次
日本の三大財閥
日本にも各時代に大きな影響力を与えてきた財閥や有名企業がありますよね。
三井財閥
歴史上では平安時代の藤原道長にまで遡り、江戸時代に三井高俊が伊勢松阪に質屋兼酒屋を開いたのが起源で、のちの越後屋三井呉服店(三越)を創業し、両替商としても成功して屈指の豪商となった三井財閥。「人の三井」と呼ばれる。三井系企業の社長会は「二木会」と呼ばれる。
三菱財閥
明治時代、岩崎弥太郎によって創立された三菱商会を基盤として、明治期に政商として明治政府の保護も得て海運業を独占、巨万の利益を得てその礎を築いた三菱財閥。「組織の三菱」と呼ばれる。三菱系企業の社長会は「三菱金曜会」と呼ばれる。
住友財閥
世界で最も古い歴史を持つ財閥が住友財閥。始祖としては平家一門の桓武天皇の曾孫・高望王の22代目に現れた備中守忠重が「住友姓」を称した。また1590年、蘇我理右衛門は南蛮吹きといわれる銅精練の技術を開発し、住友家の家業となった銅吹所を設けた。江戸時代に入るころで、銅は当時一大輸出品であり、住友の銅精錬業は大いに栄えた。これが住友財閥の起源となる。「結束の住友」と呼ばれる。住友系企業の社長会は「白水会」と呼ばれる。
インドの三大財閥
もちろんインドにも日本と同様に大きな財閥が存在します。
TATA(タタ)
インドの財閥と言えば、すぐに名前が浮かぶタタ財閥。ムンバイにあるタージ・マハルホテルもタタ財閥のもの。主な業界は鉄鋼、輸送機器、電力、貿易、ITなど。創業家の権力が強く、経済自由化後の新しい経済状況下で、世界展開を見据えた先端のビジネス・グループへと変貌した。
BILRA(ビルラー)
民族資本家と呼ばれる多方面に事業展開しているビルラー財閥。主な業界は繊維、セメント、アリニウムなど。
RELIANCE(リライアンス)
独立後に成長した後発財閥の最大手は、何といってもリライアンス財閥。1966年にディルバイ・アンバーニー氏が創業し、40年足らずであらゆる業種を網羅したインド最大級の企業体に成長した。主な業界は石油化学、化学繊維など。
インド企業へ投資を行うには
発展著しいインドへ世界中の人々が注目しており、インド投資に熱が帯びています。
特定インド企業への投資
現在、インド企業の株式を直接購入する事はできませんが、ADRを購入することで実質的にインド企業への直接投資を行うことが可能なんですね。ADRは普通の株式投資と同様に売買が可能で配当金も受け取れます。
ADR
ADRとは「American Depositary Receipt」の略で、米国預託証券を指します。 このADRは米国外の外国企業、あるいは米国企業の外国法人子会社などが発行する有価証券に対する所有権を示すもので、米ドル建ての預かり証券です。
インド経済全体への投資
またADRの他にも、個別企業への投資ではなく、インド経済全体への投資を行うような仕組みもあります。具体的にはインドを代表する株価指数である「Nifty50指数」に投資を行うETF投資も可能です。
ETF
ETF (Exchange Traded Fundsの略)とは、特定の指数、例えば日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等の動きに連動する運用成果をめざす上場投資信託です。
Nifty50指数
Nifty50指数はインドを代表する株価指数で、インドのナショナル証券取引所(NSE)に上場している銘柄のうち一定の基準を用いて選定した50銘柄の株価を時価総額比率で加重平均し、指数化したものになります。NSE Indices Limitedが算出しており、1996年4月22日に算出が開始されました。
専門家が運用するインド投資信託(ファンド)の購入
インド経済全体ではなく、業界等をもう少し絞り込んで投資を行えるのが投資信託です。投資家から集めたお金を運用会社が決めた運用方針に基づいて専門家がインド企業の株式や債券などに投資・運用するのが投資信託です。その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品です。
人口の増加が著しく、経済発展目覚ましいインドから目が離せません!